【徳島県】視察①:世界農業遺産「にし阿波の傾斜地農耕システム」 世界農業遺産「にし阿波の傾斜地農耕システム」とは? プロフィール 「にし阿波」は、徳島県西部の美馬市・三好市・つるぎ町・東みよし町の 2市2町からなる地域を指しています。 →視察では、つるぎ町 猿飼地区(さるかいちく)へ伺います。 農業の特徴は、山間地の急傾斜地の斜面を利用した農業を営んでいること。場所によっては傾斜が40度のところもあります。 また、農業生産の方法も様々な特徴があり、例えば、土の流出を防ぐためにカヤをすき込むという自然に優しい農業を営みながら土地を維持しているところや、ソバ・伝統野菜・果樹など地域に合った農産物の生産などに取り組んでいます。 こうした農業の取り組みや、食文化、伝統行事などを様々な取り組みを400年以上にわたり続けてきたことなどが評価され、2018年3月に、日本では11番目、中四国では初めて「世界農業遺産」に認定されました。 経歴 <参考①> 『世界農業遺産「にし阿波の傾斜地農耕システム」』 https://giahs-tokushima.jp/steepslopeagriculture <参考②> 世界農業遺産(GIAHS)とは、社会や環境に適応しながら何世代にもわたり継承されてきた独自性のある伝統的な農林水産業と、それに密接に関わって育まれた文化、ランドスケープ及びシースケープ、農業生物多様性などが相互に関連して一体となった、世界的に重要な伝統的農林水産業を営む地域(農林水産業システム)であり、国際連合食糧農業機関(FAO)により認定されます。 [引用:世界農業遺産パンフレット(農林水産省発行 令和6年5月作成)https://www.maff.go.jp/j/nousin/kantai/attach/pdf/index-149.pdf ] ーーーーーーーーーーーーー 【←ページへ戻る】