講座の特徴
この動画では普段農業高校や農業大学校で学んでいる学生の皆様を対象として、環境調和型農業をテーマに、今後可能な農業経営に求められる技術や知識を気軽に学んで頂けます。日頃学んでいる知識の延長ないしは復習も兼ねてぜひご自身の気づきや学びのきっかけに活用頂けます。
1.環境調和型農業に必要な要素を学ぶ
農業は自然環境から影響を受ける一方、自然環境に影響を与えている産業でもあります。こうした相互性を改めて学び、今後農業経営をしていく上で留意すべきポイントを身に着けていきましょう。
2.環境負荷軽減と収益確保を実現する手法を学ぶ
持続的な農業経営を実現するためには、環境負荷軽減のみならず、収益が成り立つ経営が必要です。そのために有益な手法を、既存の技術の振り返りだけでなく最新技術も交えて学んでいきましょう。
オンライン講座紹介
本講座では、今後持続可能な農業経営を実現するために重要なポイントを、学校でも学んでいる知識を振り返りながら学んでいきます。自然環境への影響を、より身近に感じてもらうために、環境問題の中でも主要な要素を鑑みながら、農業技術を改めて学んでいきます。


動画講義一覧
動画は、講義動画および実際に持続可能な農業を実践している高校や企業の実例も併せてご紹介しています。
1.環境調和型農業講義内容
- 1)─ プロローグ
- 2)講義1 農業に影響を与える地球温暖化:メタン抑制技術を学ぶ
- 3)講義2 農業に影響を与える地球温暖化:CO2抑制技術を学ぶ
- 4)講義3 農業に影響を与える地球温暖化:N2O抑制技術を学ぶ
- 5)講義4 有限資源への対策:リン資源活用
- 6)講義5 水資源との関係:富栄養化への対策
- 7)講義6 土壌劣化への対策
- 8)講義7 生物多様性を維持する病害虫管理
- 9)─ エピローグ
2.持続可能な環境調和型農業へ取り組む学校・企業の事例のご紹介
- 1)実例1 鯉淵学園農業栄養専門学校(茨城県)
- 2)実例2 下高井農林高等学校(長野県)
- 3)実例3 前田農産食品株式会社(北海道)
講師紹介

東京農業大学大学院農学研究科修士課程修了。ケニア農村部における環境保全型害虫管理技術の技術開発・普及に関する研究に関わる。農産物専門商社を経て、マイファーム入社、アグリイノベーション大学校の立ち上げに関わり、農学講義および農場実習講義の講師として新規就農者の育成に取り組む。現在は、産地支援、東南アジアにおける農業生産事業、ソーラーシェアリング、研究開発など、生産や営農経営支援、技術開発に関わるプロジェクトを統括。
教員の皆様へ

本講義動画を、教員の皆様が学校の授業や学生の自主学習に活用頂けるワークシートもご用意しています。
また、令和3年度の動画講義(農業界で活躍する経営者紹介、リスクマネジメント、事業承継、働き方改革)のプランも御覧頂けますのでぜひご参照ください。
ワークシートサンプル

動画&ワークシートの活用方法
授業の補強教材として

教科書などを補強する動画として、また学生同士の議論の活発化・知識共有に活用頂けます。
授業の予習・復習教材として

授業の予習・復習教材や長期休暇時の宿題などにも動画とセットでご活用頂けます。
令和3年度動画講義

10分ほどの短い動画で構成された講座で、気軽にそのエッセンスに触れることができます。
「マイファーム」のご紹介
株式会社マイファームは「自産自消(自分でつくって自分で食べる)ができる社会」を目指し、人と農をつなぐ事業を行っている会社です。都市部でも農業を楽しめる体験農園のほか、週末農業ビジネススクールをはじめとした農業教育事業、販売、流通、コンサルティングサービスなど、農業に関わる多様なサービスを展開しています。
